日栄一雅 / Electronic music

お香の煙が音楽を奏でる、水晶を動かすと音楽が変化する等、人や自然の作り出すさまざまな現象をインタラクティブに音に変換するサウンドアート作品を製作、「原因が結果を生み出す仕組みと人の関係性」を写し出す。
1990 年よりコンピュータを使った音楽製作を始め、2007年にKing Street Soundsよりレコードをリリース、その後Grand Galleryからmacrophage lab.名義で数々の作品をリリースしながらも、テクノロジーと音の関係性を摸索すべくプログラミングを用いたインタラクティブ作品を製作し始める。

2008 年愛知児童総合センターにて音と光によるメディアアート作品の展示、同年ドイツのメディア技術センター ZKM では映像の中に照明装置を取り込んだ作品で現代音楽の 作曲家とコラボレーション、2010 年にはメキシコ国立自治大学、及びモレリア市 CMMAS にてリアルタイムに映像を生成 するプログラミングを担当。

2011年名古屋大学プロジェクトギャラリー「clas」にて、植物の配置から音楽を生成するシステム“Garden music 02”を発表、2014年中国北京「STAR GALLERY」にて水谷出氏とのコラボレーション作品「Shift」を発表。